こんにちは、きょうすけ(@Kyousuke_CAD)です。
今回は施工図を描いている人間がどのような一日の流れで生活をしているのかをご紹介したいと思います。
図面屋さんの朝は早い?
色々な方に話を聞いている感じだと、図面屋さんの朝は非常に遅いようです。その分、夜中まで仕事をしているのですけどね。
うちの社員でも朝の出社時間は9時頃が多いですが、担当現場が忙しい状況だとそれぞれの意思で時間調整しています。
私は朝4時半に起きて朝御飯食べて、一日作業の流れを考えはじめています。通勤時間が往復3時間くらいあるので、電車時間を大事に過ごす為にスマホが手放せません。
一日中パソコンに向かって作図をしているので、テレビのニュースで情報収集する時間が無いので世界の出来事はほぼすべてスマホで見ています。
毎日の作業の流れ
通勤はそれぞれの過ごし方があると思いますので省略しますが、6時半に事務所に到着すると朝一で必要な作業が無い限りは自分のやりたい勉強をしています。
朝の8時には現場が始まるので、その辺りを目標に勉強を30分前後、残りの1時間をブログ記事の準備と当日作業のイメージや準備にあてています。
8時から本格的な作図作業を始めて、そこから2時間程度本気を出します。
なぜ2時間かというと、自分の集中力の持続時間の限界というのが多くの割合を占めていますが、現場作業をしている方の休憩時間が10時だからというのも要因です。
10時になると一斉に休憩時間になりますので、そこで私も休憩を兼ねて現場内の状況を確認しに行ったり、作業員の方と話をして図面の理解が難しい部分があるのかを聞いたりしています。
現場内の状況は隙間時間で確認
現場の休憩時間は10時・12時(お昼休み)・15時の3回程度あり、17時が基本的な終了時間となっています。
それ以外の時間は現場内は人と荷物と粉塵でとてつもない状況になっています。(いつもあの中で作業されている方々は尊敬しかないです)
人間の往来や荷物が沢山ある中で落ち着いて見回ることはできませんので、私はいつも休憩時間を狙って現場内を歩くようにしています。
そうすることで、作業員の方の邪魔にもならず、気を遣わせる必要も無く、安全に確認ができます。
作業員の方と話すという事
すでに建築業で働いている方はもしかしたら図面屋さんはずっとパソコンの前に座って黙々と作業しているイメージがあるかもしれません。
私も昔はそのタイプだったのですが、そうして描いていると実際に現場作業で使う人が図面を見たときに内容を聞かれるんです。
毎回のように聞かれると、自分の今行っている作業が止まるので効率が落ちていきます。
時間のロスが発生するとその穴埋めの為に退社時間を遅らせて・・・と悪い循環に陥っていくのです。
私も施工図を描き続けてきたので、それなりの知識と経験を持っていますが、それはあくまで図面上の知識です。
現場作業員の方も長年作業を続けてきた知識と経験を持っていますので、現場での知識を手に入れるためにもコミュニケーションをとる事は大切なことです。
そうしてコミュニケーションをとりながら描いた図面というのは、作業員の理解度と見栄えにおいてその現場で最高の一枚となります。
退社時間は人それぞれ
図面屋さんの多くは20時~21時の退社が多いように感じています。
私はいつも18時~19時に退社するように心がけています。
朝の開始時間が早いので17時くらいには眠くなる為でもありますが、作業内容の質を落とすことなく素早く終わらせるかが大切だと意識しているので、ダラダラと時間をかけて仕事をしないようにしています。
早く終わった分を家族の時間に使ったり、自分の時間として使ったりしつつ心身の充実を図るのが狙いです。
仕事は人生のすべてではない
施工図を描いている人は、世間一般的にはブラック企業的な働き方をしている場合があります。
身を削りながら仕事をするのも人生としては有りだと思っていますが、私はそうありたくは無いです。
家族を大切にしながら、誰かから必要とされるような仕事をしていくことが私の一日です。
最後までご覧いただきましてありがとうございました!