こんにちは、きょうすけ(@Kyousuke_CAD)です。
今回は建築データへの材質記号の入力に関してお伝えしたいと思います。
ひと手間かけることで、図面を見やすくより良いものにしましょう。
材質記号の入力方法
Tfasでの材質記号は【建築(A)】⇒【材質記号】⇒【作図…】のコマンドで入力ができます。
入力が可能な記号は【//】(斜め2本線)と【///】(斜め3本線)のいずれかになります。
多く使用されるのは斜め3本線の記号です。
材質記号の意味
建築の製図記号は沢山ありますが、このコマンドで入力できるのはこの2種類です。
それぞれの意味を覚えて、適切な箇所に使用しましょう。
【///】はコンクリートや鉄筋コンクリートの図面記号を表します。
【//】はブロックや軽量壁を図示する記号です。
設備施工図として入力するのは主に【///】です。
私の場合、機械基礎を入力するときには必ずこの記号を入力します。
入力は見易い箇所
機械基礎に対する入力箇所のオススメは角の頂点に近い部分とその対角となる部分です。
記号が中央付近にあると、大きな基礎であるときにどの範囲となるのか若干見づらくなることがあります。
施工図の作図が進み、ダクト・配管が入り乱れてくると尚更です。
入力の範囲は躯体データのみ
躯体データの内、平面には柱・梁・壁・基礎の4種類には記号入力が可能です。
床スラブ・天井に関しては平面に記号入力は出来ませんが、断面をとった場合には入力ができます。
また、それらのデータで囲われた箇所にも入力は可能です。
それ以外には入力できません。
優先ではないけれど、入力しよう
図面は適切に時間と手間をかけてあげると出来栄えが良くなります。
見易い状態にしてあげることで、人為的な間違いを防ぐことができるようになります。
時間が無くて面倒だと思う場面でも、惜しまず入力していきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!